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坐浴(ざよく)とは?【痔の傷のケア】

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フロートレイを使って、坐浴(ざよく)で傷のケア

「坐浴(ざよく)」というものをご存知しょうか?
筆者が入院した「松島病院」では、手術日の翌日から坐浴をすることになります。
筆者も入院後に初めて知りました。

坐浴(ざよく)とは

一言でいうと、
以下のようなフロートレイにお湯を溜め、痔の手術の傷周辺につけて温めてケアすることです。

松島病院では、入院時に上記のフロートレイを購入します。

坐浴の効果は

①傷(肛門)を温めることで、肛門周辺の筋肉が緩み、痛みを和らげる。
②傷(肛門)を温めることで、血液の循環が良くなり、傷の治りがよくなる。
③傷(肛門)周辺に付着する分泌液や便を取り除いて清潔にする。

また、痛みが和らぎますので、坐浴をしながら排便することが可能です。

手術後は、排便がとても怖いと思います!
筆者は、手術後の数日間は坐浴をしながら排便をしていました。

坐浴のやり方

(1)フロートレイに40℃程度のお湯を入れる。

松島病院の場合、購入したフロートレイが便器にフィットします。
便器の上部に「坐浴用の蛇口」も設置されていますので、便器に嵌めたフロートレイまで蛇口を降ろします。
横についているレバーを手前に倒すと、40℃前後のお湯が出ます。
フロートレイの半分くらい(約1.6リットル)までお湯を入れます。

注意:勢いよくレバーを倒すとお湯が出る勢いも強く、トイレがびょしょびょしょに・・・。優しく倒しましょう。
また、フロートレイにお湯が当たる位置が悪く、お湯が跳ねることも。何度も坐浴をやることになりますので、コツをつかんできます。
床が濡れてしまったら、次の人のためにちゃんと床を拭きましょうね。(マナー)

(2)フロートレイに座り、ゆっくりとお尻をお湯につける。

ゆっくりと腰を下ろし、1分程度肛門をお湯につけます。
お尻を左右にゆっくり動かして、波を立てる。
・両手でやさしくお尻を左右に引っ張る。
・肛門をゆっくり開いたり閉じたりする。
と、お尻に付着した分泌液や便の汚れが落ちやすいです。
痛みが大分和らぎますので、この時に排便することもできます。

(3)汚れたお湯を捨てる。
(4)上記の(1)~(3)を後2回行う。

坐浴のたび、(1)~(3)を3回繰り返します。
この3回を1セットとします。

(5)1セット終わったら、トイレットペーパーでお尻の水分を拭く。

入院中は坐浴と付き合っていくことになります。
手術後の1日目は1日1~2セットを、2日目以降は1日4~6セットを行います。
「毎日そんなにやるの?!」と思いますが、実際に手術後はお尻が痛かったり、汚れが気になったり、坐浴をしながら排便をしたくなりますので、しばらくは嫌でもやることになります。
お湯で肛門を当てているときは、痛みも和らぎ気持ちいいので、ちょっとした天国気分になりますよ!

豆知識

坐浴はお尻全体をお湯につけるので、当然ですがお尻が濡れています。
ですので、坐浴が終わってお尻を拭くために立ちあがった時に、お尻のお湯が膝裏を伝って垂れてしまい、どうしてもトイレの床が濡れてしまう時があります。
坐浴に慣れていない初めのころは、特に濡れがちです。

そこで、病衣の下(ズボン)は、足首の口がゴムタイプ(絞れるもの)をオススメします!
口が絞れれば、ズボンが床につきにくく濡れにくいです。

筆者も、口が絞れないズボンを履いていた時はズボンを抑えながらお尻を拭いていたので、ストレスでした。
スウェットタイプのズボンがあると便利だと思います!

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