「痔ろう.com(痔ろうドットコム)」は痔で悩んでいる方、これから手術を迎える方を応援します。
痔ろうの手術をした病院は?
2018年春ごろ、ある日お尻に違和感を感じました。
そして自分なりに調べたところ、痔ろうの疑惑が生まれました。
痔ろうは手術をしないと治らないことを知っていましたので、
病院に行って本当に痔ろうなのか、手術をしなければならないのかをハッキリさせようと思い・・・自宅近くにある肛門科の病院に行きました。
その病院で診察してもらった結果、「痔ろうなので手術が必要」と告げられ、手術をするために紹介されたのが横浜にある「松島病院」でした。
松島病院とは?
神奈川県横浜市にある、痔をはじめとした肛門疾患治療の専門病院です。
手術・入院設備が整った大きな病院で、1924年創立と歴史も長く、トップレベルの治療実績があります。
筆者は、そんな松島病院で痔の手術をすることになりました。
松島病院。単刀直入に言うと・・・とても素晴らしい病院でした。
入院前から退院後までしっかりサポートしてもらえますし、
何より、年間に行う手術の回数が多いため安心感があります。
病院食も美味しいものばかりで、これが病院食?!と思うようなものばかりでした。
昼ご飯に「そば」が出てきたときはビックリしました。
もし不味いと言っている人がいれば、それは一般的な病院食を食べたことがないか、病院食に求めているレベルが高すぎでしょう。
また、入院や通院している患者さんは無料で参加することができる「勉強会」があります。
単に痔を治して終わりはなく、具体的に痔はどういうものなのか、食生活(主に食物繊維について)はどうするのがよいのかなど勉強することができます。
唯一欠点をあげるとすれば、ものすごく混んでいて診察の際に長時間待たされることです。
診察の順番が来れば連絡が来るシステムを導入していますので、スマホ・携帯電話があると便利。
大きい病院ですが、それ以上に患者さんも多く、1時間以上待たされるのは普通です。
ただ、それだけ評判と信頼があるということかもしれませんけどね!
ちなみに、処方箋をもらうのも一苦労。
病院近くに薬局がありますが、松島病院の患者さんが流れてきますので、30~1時間ぐらいかかることも。
こちらも覚悟しておきましょう。
筆者は周りに痔で悩んでいる人がいたら、松島病院に行くことをオススメしています。
考えたくもないですが、今後痔になってしまったら、多少遠くても松島病院で見てもらいたいとも思っています。(筆者は手術以降に引っ越ししてしまい、病院まで遠くなりました)
面会時間は14時~19時
松島病院の場合、面会時間は14時~19時です。
1階入口のインフォメーションで面会カードを記入し、面会札をもらいます。
病室に行くことももちろん可能ですが、他の患者さんもいますので、基本的には「デイルーム」と呼ばれるスペースに来てもらうことになると思います。
デイルームは各階エレベーターの出入り口付近にあり、イス・テーブルの他に自動販売機や電話機があります。
なお、病室では電話NGですので、使用する際はデイルームで。
面会者の駐車場もアリ(有料)
松島病院には駐車場があり、¥400/回で利用できます。
駐車券は1階入口のインフォメーションで購入しましょう。
入院の期間、手術・入院費はどれくらい?
筆者の場合、痔ろうの手術で(いぼ痔も見つかったので一緒に取ってしまいましたが)入院日数は14日間。
これで約14万円でした(保険料3割負担)。
病院に近いところに住んでいれば入院日数は10日間で、費用も1万円ほど安くなります。
筆者の場合は少し遠方に住んでいたため14日間になりました。
これは、退院後も出血のリスクがあり、
遠方に住んでいる場合は出血時に松島病院まで来るまで時間がかかるため、少しでも長く入院して傷を治してもらうとのことでした。
入院費用の支払いは退院時になります。
クレジットカードは利用できませんので、あらかじめ現金を用意しておきましょう。
希望すれば有料病室も
おそらくほとんどの人は利用しないと思いますが、有料病室もあります。
有料病室には4つのプランがあり、それぞれ
特別個室¥59,400/日、個室¥27,000/日、2床室¥10,800/日、4床室¥5,400/日で利用可能(保険適用外)です。
有料病室の支払いのみ、退院時ではなく入院時に受付で行います。
入院の日数分を支払いますので、結構な金額になりますよね。
筆者も有料病室は利用しませんでした。
利用しない場合、通常は4~5床室に案内されますが、筆者は4床室に案内されましたよ。
手術・入院を考えている方、どうぞご参考まで。