【決定版】痔の入院で必要なものチェックリスト【実体験に基づく】

「痔ろう.com(痔ろうドットコム)」は痔で悩んでいる方、これから手術を迎える方を応援します。

痔の手術のための入院で必要になる持ち物をリストにまとめました。
あれもこれもでは荷物が一杯になってしまうので、厳選しました。

持ち物にも、適したモノとそうでないモノもあります!
必要に応じて、またバックの空きスペースと相談して持ち込みましょう。


筆者は横浜にある「松島病院」に入院しました。
いずれも筆者が、実際に入院した時に便利だった&あればよかったと思ったものです。
また、病院に持って行ったけど不要だったものも記載しました。

病院で1週間以上生活するため、どうしても荷物は多くなります。
スーツケースなどキャスターが付いているバックに詰めるのが良いと思います。

持ち物リスト

必ず必要なもの【手続きで必要なもの】

入院の手続きをする際に必要になるものです。
病院側も教えてくれるかと思います。

(1)健康保険証

(2)診察券

(3)印鑑

(4)入院申込書・手術同意書・入院の冊子など書類一式

(5)現金(千円札も)

支払いにクレジットカードを利用できない病院が多いです。
あらかじめ手術・入院費を確認しておきましょう。多くの病院には、病室にセーフティーボックス(金庫)があります。
入院中に売店を使う場合もありますので、少し多めに持っていると安心です。
病院でテレビカードを購入する場合は千円札が必要になりますのでご用意を。

必ず必要なもの【生活で必要なもの】

(1)入院中に着る寝巻(スウェットやパジャマ等)

入院中は基本的に寝巻で生活します。病衣(院内パジャマ)をレンタルしている病院も多いです。
(松島病院にもレンタルがあります。レンタル料1日100円。
レンタルのメリットは洗濯が不要なこと。
また、かさばりがちな寝巻を持っていかなくて済むので、荷物が軽くなるのも良いですよね。
注意するポイントとして、交換するタイミングを確認しましょう。毎日交換するところもあれば、数日ごとに交換するところもあります。「毎日交換されるものだと思っていたけど違った!」とならないように。
※松島病院では原則2日に1回の交換でした(汚れた場合は交換可能)。7~8割の患者さんがレンタルしていましたよ。

筆者の場合、
・少しでも費用を抑えたい
・リラックスできる格好がよい
ということで、病衣はレンタルせずに、スウェットを購入して持っていきました。
これが大正解で、病衣だとトイレでズボンを下ろした際に床についてしまい、かなりストレスになりました(松島病院では、手術日は病衣になります)。
松島病院では「坐浴(ざよく)」をするので、床が濡れがち。
足首の口がゴムタイプ(絞れるもの)が良いです。
オススメはユニクロのスウェット。

(2)替えの下着

男性の方、パンツは「ブリーフ」か「ボクサーパンツ」を5枚ほど持っていきましょう。
手術後は出血を抑えるため毎日お産用のパットをつけることになりますが、
「トランクス」タイプのパンツだとゆったりと余裕があり過ぎて、パットがズレたり外れやすいです。
身体にピッタリとフィットするブリーフかボクサーパンツをオススメします。

(3)羽織るもの(パーカーやカーディガン、ガウンなど)

病院内は温かいですが、少し肌寒い時に使用します。

(4)履物(スリッパなど)

退院時に捨てても良いスリッパを持っていきましょう。

(5)タオル

フェイスタオルを4~5枚持ってきましょう。
バスタオルは不要です。

(6)歯磨きセット+コップ

旅行用のモノがあると便利です。

(7)シャンプー+リンス+ボディソープ

旅行用のモノがあると便利です。

(8)洗剤

入院期間が長い場合は洗濯が必要ですので、洗剤をお忘れなく。

(9)ボックスティッシュ

忘れがちですが、ボックスティッスがあると大変便利ですのでお忘れなく。

(10)スマートフォンまたは携帯電話

(11)スマートフォンまたは携帯電話用充電器

人によっては必要なもの

服用中の薬+お薬手帳

コンタクトレンズ洗浄液+ケース

電気シェーバー

入れ歯洗浄剤+ケース

あると良いもの

【★★★】円座クッション

痔の手術後は、多くの人が座る際に痛みを感じます。
入院中も椅子に座らなくても、ベットで起き上がってご飯を食べる際に痛いです。
退院後も使用しますし、あらかじめ準備しておくことをオススメします。

筆者オススメの円座クッションはこちら。

グロング 高反発 ドーナツ型 クッション 座布団 ウレタン素材 腰・お尻への負担を軽減

医師が考案した低反発円座クッション「お医者さんの円座クッション」もオススメです。

【筆者愛用】痔の痛みにおすすめ円座クッション【産後・腰痛にも】

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【★★★】ポケットwifi

病院内は無線が飛んでいません。
入院中はスマホを使用する機会が増えると思いますので、ポケットwifiがあると大変便利です。
通信速度も速いですし、通信料を気にすることなく快適にスマホを使うことができるでしょう。筆者も持っていきましたよ!
3,000~4,000円で1ヶ月間レンタルできますので、是非活用しましょう。
ゲームや動画アプリを利用したり、ノートパソコンやタブレット端末を持っていく人は必須ですね。

解約手数料や契約期間の縛り(数ヶ月以上の契約が必須、など)が無く、届いたらすぐに使えるレンタルポケットwifiがよいです。
「縛りなしWifi」・「NOZOMIWifi(ノゾミWifi)」あたりがおすすめです。

縛りなしWifi」は初期費用なし、契約期間の縛りなしで、1ヶ月3,300円(※2019年2月時点)で利用できるサービスです。
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NOZOMIWifi(ノゾミWifi)」の場合、1週間のレンタルプランがあります。
NOZOMIWiFi

【★★★】パット(お産用パット・生理用ナプキン)

手術直後から使用することになり、毎日4~6枚は消費します。
売店でも購入できますが価格が安くありませんので、あらかじめ購入しておきましょう。
筆者の場合、手術後1か月間は使用していました。

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【★★★】水(500ミリペットボトル×3本)

手術後は起き上がれませんので、水にストローを指して横になった状態で水を飲みます。
2リットルサイズだと大きすぎるので、500ミリサイズを最低3本用意しましょう。

【★★★】ペットボトルストローまたはストロー

手術後は起き上がれませんので、水にストローを指して横になった状態で水を飲みます。
ストローでも十分ですが、ペットボトルストロー(ペットボトルに取り付けて使用するモノ)があると便利です。

【★★★】Kindle・ゲーム・動画アプリ

手術日から数日経つと、余裕が出てきます。
入院期間を有意義に過ごしましょう!

【★★☆】大きいビニール袋数枚

汚れものを入れたりと何かと便利です。2~3枚持っていきましょう。

【★★☆】筆記用具(ボールペン)

入院中はメモや記録をとることになります。
※松島病院の場合、排便や坐浴のタイミングを記録して、看護師さんに毎日報告します。
ボールペンを1本持っていきましょう。

【★☆☆】水(2リットルペットボトル)

入院中は、便を柔らかくするために毎日大量の水を飲むように指示されます。
※松島病院では1日2リットル以上を飲むように指導されます。
500ミリペットボトルだとコストがかかりますので、起き上がれるようになったら2リットルサイズに切り替えましょう。
売店でも購入できますが、あらかじめ購入して持っていけば節約になりますね。

【★☆☆】耳栓

「いびき」対策。
入院中のいびき、凄いですよ^^;
筆者の時も、周りのいびきが凄くて寝れなかった日もありました。(自分もいびきをかいてるかもしれませんので、お互い様ですが・・・)
無くても過ごせますが、あると必ず役に立つアイテムです。
いびきが気になる人はマストです!

【★☆☆】ハンガー

羽織るものや、入院日・退院日に着る服をかけたりできます。
ベッドまわりのスペースは広くないので、ハンガーがあると便利です。
※松島病院では、ベッド横にロッカーがあります。
旅行や出張で持っていけるような、携帯用の「折り畳み式ハンガー」がコンパクトになるのでオススメです。
携帯用折り畳みハンガー(楽天を別タブで開きます)

【★☆☆】体ふきシート

手術日は入浴できませんので、体ふきシートがあると便利です。

【★☆☆】テレビ用イヤホン

テレビを使用する方は、テレビ用のコードが長いイヤホンを持っていきましょう。

【★☆☆】本

手術日から数日経つと、余裕が出てきます。
文庫本など、かさばらない本を数冊持っていくと良いです。
スマホやタブレットにKindleアプリを入れてデジタルブックも持っていくと荷物が軽くなりますね。
入院期間を有意義に過ごしましょう!

【★☆☆】ノートパソコン、タブレット端末

特にオススメはタブレット端末。iPadやAndroidタブレットがあると、入院期間を快適に過ごせるでしょう。
スマホではなく、大画面で操作がしやすいタブレットにKindle・ゲーム・動画アプリを入れれば完璧です。
持っていく際は「ポケットwifi」も忘れずに。

【★☆☆】ノート

入院中に指導された内容をメモできるように。

【★☆☆】置時計

病室に時計がない病院が多いです。スマホや腕時計では不便、という人は持っていきましょう。

逆に要らないもの

靴下

病院の室温は快適に設定されており、素足で生活しますので靴下は不要です。

バスタオル

意外とフェイスタオルで十分で、かさばる上、干す際もスペースを取るので不要です。
※松島病院では無料で貸し出ししており、毎日新しいものを使用することができます。

ドライヤー

ドライヤーは用意してある病院が多いです。
※松島病院でも用意があります。